僕の歌は君の歌(ユア・ソング)(1970.Elton John)

9月5日


♪It's a little bit funny this feeling inside
I'm not one of those who can easily hide
ちょっとおかしいんだ。 この胸の奥の感じ。
ボクは感情がすぐに顔に出るタチでね。♪


Nことのアポのため、混沌とした某ターミナル駅へ向かった。
この子は、前回アポ時、カラオケぎらつきし、ラブホへ誘ったが
明確に断られたため、もう終わった、と思われたが、
何故かメールが頻繁に続き、堂々の5回目のアポとなった。

Nこ(20代):サービス業

この子は、おそらくきちんとしたお付き合いの関係にならないと、
セックスをさせてくれなさそうなので、
交際を申し込む必要がある。

飲みアポのため、交際を申し込めそうな雰囲気あるお店を探していると
色々な飲み屋がでてきて楽しい。
戦国居酒屋、坂本龍馬居酒屋…、行ってみたいが、
カップルシートの前に信長の甲冑って、なんだかコンセプトがよくわからない内装だ。

この子は庶民的な居酒屋が好き、といっていたので、
庶民的で、ある程度お洒落感のあるお店を探した。

駅前で待ち合わせ、登場したNこは
なんというか、大人目ギャルファッションというか、
形容しずらいかっこでやってきた、
相変わらず会話が噛み合ないが、必死にNこをフォローした。

店内でも、例によってアルコール度数の低いお酒を頼みながら、
酔っぱわらないよう気をつけながら、Nこのフォローを続けた。

店を出た後、近くの展望台を見に行った。
なんとかたどり着き、展望台で手をつないだ。
手つなぎに関しては何の抵抗もない。
展望台を出て、駅へ帰る道すがら…、意を決した私は
一緒にいると楽しいから付き合ってほしい、みたいな感じで
交際を申し込んだ。

「・・・気持ちはすっごく嬉しいし、これから自由人のこと、もっと好きになっていく気はするんだけど…」

…このパターンはだめか…、ここまできて、私はふられるのか。

と、思ったが仕事が忙しいので、頻繁に会えないことが
ひっかかっている、との事なので、
付き合ってみてから考えればいいじゃん。みたいな流れで
あっさり交際OKとなった。

私は、そのまま人気のない路上でNこを抱きしめ、キスをした。

そのままラブホへ行こうと思ったが、
翌日の仕事が早かったため、駅前で別れた。
別れぎわ、Nこはもう一度キスしてくれた。

♪I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
気にしないでくれよ。
気にしないでくれよ。 こんなこと書きとめたけど。
How wonderful life is while you're in the world
なんて人生は素晴らしいんだ 君がこの世にいるのなら。♪


正直、会話も噛み合ず、ちゃんと付き合っていける気はまったくしないが、
妙な可愛らしさも感じ始めている。
できるだけ早く次のアポをとりつけ
この子とのセックスを行いたい。