ブルームブルーム:コーダ

8月21日

今日はオープンマインドさんと合流するため、
地方人が多い、某ターミナル駅へ向かった。
到着すると河木さん、しなやかバカさんも一緒におり、
そのまま4人で活動を続けた。
バカさんは今日も「龍が如く」を彷彿とさせるたくましい印象だった。
これまで河木さんからは○○を出さないよう
指示を受けていたが、オープンマインドさんからも
アドバイスをもらい、○○を出す事にした。
まだ○○がぎこちないが、若干反応が良くなった気がする。

しばらくして、改札へ向かう、ロリーな子に声かけした。

Kおりん(10代後半):学生

バンドをやっている子らしく、ギターのギグバッグを抱えていた。
バッグのシルエットからレスポールタイプっぽい。
それとなく訪ねてみるとやっぱりレスポールタイプらしい。
結構話しが合い、そのままカフェ連出しとなった。

カフェでギターをみせてもらうと
レスポールのコピーモデルだった。
エピフォンかなんかだろう、と思っていたが、
なにやら聴いた事の無いブランドだった。
それにしても重い。こんなロリな子が、ライブで立って弾くのは大変そうだ。
しかし、コピーモデルとは言え、レスポールはやっぱりかっこいい。
彼女も見た目で選んだそうなので、レスポールの美しさと気品について
しばし語りあった。

Kおりんは学校のクラブ活動もやっており、その傍らバンド活動を行っているらしい。
バンドでは「けいおん!」の曲のコピーをやっているらしい。
Kおりんが「けいおん!」の唯ちゃんに見えてきた・・・。
しばらく音楽話をした後、ipodをの曲目を見せてくれた。
J-POP、ジャニーズ、アニメ系のほかに
ニコ動関連の楽曲が並んでいた。
見た目割りと普通な子が、「初音ミク」を聴いているのが意外だった。

門限があるそうなので、
改札前まで送り別れた。

その後河木さんたちと再び合流し、
夕飯を食べに行こうとしていたところ、
以前、猫カフェに連出したCみから
今日のアポ承諾のメールが届いた。

慌ててみなさんと別れ、混沌とした某駅へ向かった。
Cみとは最初の連出しから、2週間ほどたっており、
どんな顔をしていたかはっきり覚えておらず
若干不安であった。

やがて顔立ちは地味だが、
髪をアップにし、スカートからすらりとのびたレギンスがまぶしいCみが到着した。

Cみ(20代):サービス業

とにかくよく笑う子で、
笑顔は若干の幼さが残る。

今回ももちろんぎらつくつもり満々であった私は
以前豪傑さんがオススメしていた
カラオケ「●●●」へ向かった。
名物の○○○○○○が食べたいと言って、すんなりと中に入る事ができた。

このカラオケに入るのは初めてだったが、
内装はそれなりに高級感があり、普通のカラオケと違い
雰囲気があった。

部屋に入り、いくつかのおつまみ系料理と
アルコールを注文した。
注文した食事が届くまで少し歌う事にした。

私はコブクロの「サクラ」を熱唱した。
コブクロを歌う際はどうしても感情がこもってしまう。

♪桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ
涙と笑顔に消されてく そしてまた大人になった
追いかけるだけの悲しみは 強く清らかな悲しみは
いつまでも変わることの無い
無くさないで 君の中に 咲く Love・・・♪

Cみにも歌うよう促したがカラオケは苦手との事なので
仕方なく?料理が届く前に、私はもう一曲、Greeenの「またね」を歌った。


♪『明日またね。』笑ってあえる日を楽しみに生きてるんだよ
友達以上恋人未満の近いケド遠いキミへ
 
『明日またね。』と言ってた日からさ何年経ったのだろう?
キミからの連絡心待ちにしたあの頃と変わらないボクです。♪

やがて料理が運ばれて来、しばし二人で楽しく歓談した。
主に会話はCみの仕事の話、家族の話などに終始した。

やがて頃合いを見計らった私は、
やおら隣に接近した。

これまでのギラツキでも行った、
ぼてぃたっちの行為をいくつか行った。
髪をさわり、間ができた瞬間、そのままキスをした。
Cみは最初少しだけキスを拒否するような仕草をしたが、
一度キスすると普通に舌を絡ませてきた。
私はそのまま乳房を揉み、上半身を脱がそうとしたが、
この子の服は、うまく形容できないのだが、
ショーツ上着が重なって下のスカート固定部に
しっかりと収まっており、脱がすのが大変だった。

とりあえず、ブラの中に手を突っ込めた私は
直にCみの乳房を揉んだ。
画竜点睛の乳首が妙に長く、尖っており、
とてもいやらしく私は興奮した。
そのままスカートの中に手を突っ込み、
パンティの中に手を突っ込もうとしたのだが、
これまたレギンスがみっちりスカートホックに固定
されており、手をいれるのに大変難儀した。

やがてこのまま服を脱がしてセックスするのが困難と
勝手に判断した私はとりあえず手を引き、Cみを抱き寄せた。
Cみは素直に身を預けてき、瞳が妙にせつなく
なんだか妖しい雰囲気が出てきた。

そのまま店を出る事を促し、
店を出て、近くのラブホへ入った・・・。

***

部屋に入り、一緒にお風呂に入った。
浴槽近くにはいくつかの入浴剤があった。
私は普段入浴剤はバスクリンの「きき湯」を愛用しているが、
温故知新の花王の「バブ」を入れてみた。
バブは、ねっとりとした湯肌となるため好みではないのだが、
この場にはふさわしいと思った。

Cみのからだはもっちり、としており
とてもいやらしかった。
しばらく浴槽でいちゃついた。
Cみを後ろから抱きかかえる状態で湯船に入った。
フル勃起したペニスがCみの背中に圧迫され
痛かったが我慢した。

やがて浴槽を出、体を乾かし、
憧れ?のバスローブを羽織、ベッドへ誘った
そのままキスなどをし、いよいよセックス開始といった矢先に
Cみからとんでもない発言が飛び出た。

「ねー、このまま帰っても良い?って聞いたら怒る?」

・・・あまりの衝撃に固まってしまい、
思考が完全停止してしまった。
何が起きているのか、頭の理解が追いつかない。

聞けばこの子、Hをした事が無いらしい。
その事をコンプレックスに思っており、
なんとなく街で声かけられた男でロストバージンしようとしたが、
やっぱり怖くなってしまったとのこと。
なんだか妙な幼さを感じたのは
このせいだったのか・・・。

しゅるしゅると私のペニスが萎縮していった。
このまま強引にセックスする気はとても起きない。

まだ終電があるとのことなので、仕方なくそのまま帰らせた。
私は終電を逃してしまったので、
そのまま一人ラブホに泊まる事になった。

照明を全消灯にし、布団に潜る。

暗闇の中、例えようも無いわびしさと寂しさが襲ってきた。
ついさっきまでの、セックス前の高揚感に包まれていた自分が
たまらなく愚かしい。
仕方なくAVで自慰行為をしよと思ったが、
更にむなしくなりそうだったのでやめた。

有線放送を選んでいると、
イージージャズアレンジの「テイクファイブ」が
流れていた。
好きな曲だが、今は聴く気になれず、消した。

静寂の中、遠くの部屋からは誰かのカラオケの音が
少しだけ漏れ聞こえてきた。

遠くのカラオケ音が何故か、気持ちを安心させてくれる。

己のふがいなさを呪いながらラブホの
布団で一人眠りに落ちた。

***

その後、Cみからこの日の事を詫びるメールが届いた。
メールは今も頻繁に続いている。

なにやらこの子にとても興味がわいてきた。
この子から更に突っ込んだ話を聞いてみたいと思う。
Hに対するコンプレックスを持つ彼女を理解する事で
自分を更にステップアップさせられるかもしれない。