初回講習、地方出身女子大生連出し

1月30日

1)再会
1月30日、私は多様な人種の集まるS駅にて、初回ナンパ講習を受けた。

待ち合わせには約10分の遅刻をしてしまった。初回からこんな態度ではやる気を疑わ
れそうだ。非常にかっこわるい。行きの電車で軽い自己嫌悪に陥る。

約1ヶ月ぶりの再会であるが、特にいつもと変わらないK講師であった。
はじめに、挨拶をかわす。

2)講習開始

すぐに声かけを始めるよう、促される。

しばらくE口雑貨店周辺を物色するが、適当な子がいない。
(早く声かけしなければ!時間がもったいない)焦った私は、
待ち合わせとおぼしき、携帯をいじっている普通っぽい子に声かけしてみた。

自身にとってストは1週間ぶりな上、普段活動しない場所、うまくいくか心配だったが、
意外ときょどらず声かけできた。

K講師が会話に加わる。
初めての正3声かけだが、普通に話ができた。
女の、「この人たち一体何者?」な表情がなんだか可笑しい。自分でも正3でうまく
いくイメージがまったく無い。K講師の意図ははじめのウォーミングアップのつもり であろうか?
いくつか声かけを終えて、態度、動きに関する指摘を受ける。

自分を落とす会話で、きっかけを作るトークを最近よく使うのだが、それについて講
師の突っ込みが入る。私のトークは思い込みによるものだったようだ。

3)交差点で地蔵
その後、交差点で声かけしようとして、周りの目が気になってしまい断念。
地蔵したな〜と感じて、・・・情けないような、ほっとしたような、気持ちになる。

後ろから人がたくさんくる上に、声かけする姿の一部始終を通行人の好奇の目にされされる。
人が流れないため、ガンシカを食らっても、逃げ場がない。
「あ〜、あの人ナンパやってるよ。」と思われるのがしんどい。

また、ターゲットも声かけされる姿を、後ろと、向かいの信号待ち人に見られていることを意識するだろう。
ナンパに反応する安っぽい女、と思われたくないのではないだろうか?

以上の理由から、交差点信号待ちでの声かけは苦手だ。

…しかし考えてみれば、一期一会の人々にどう思われることよりも、今目の前にあったチャンスを逃していることのほうがリスクではないだろうか?
心のブレーキをはずしていかなければならない。

…リスクを負わないことが、リスク。
30代になると、この言葉が胸に突き刺さります。
20代前半時、たくさんやりたいことがあったのに、面倒くさい、失敗したらかっこ悪い、周りは誰もやっていない。
などの理由でさけてきた。

嘆いても、後悔しても進展なし。

今できることを、リスクを負ってやるしかない。


4)喫茶店にて
なんだか穴場的スポットの喫茶店に移動しカウンセリングを受ける。
割りと真剣な話をしたが、うまく説明できなかった感もある。

色々自分のやりたいことを正直に話したが、いろいろな事に手を出しすぎて結局どれも大成しないのではないだろうか?
と自分で思ってしまい。話していることに自分で自信がもてなくなった。

しかし、素直にやりたいことを言ったつもりなので、一つず実現させていければ良い。
当面はストを最優先事項として取り組みたい。

また、
自分の本気度は伝わったのだろうか?自分は本当に成果を出せるのか?
いきおいは最初だけで、途中から中だるみしないだろうか?
等も頭に浮かんだ。

モテない悩みはとてもかっこ悪いので、他人にはなかなか素直に話せない。
30歳をすぎると尚更話せない。
なので、本音の話ができたので良かった。
不安よりも、これからどんな講習が始まるのだろう、という期待感を感じた。

店を出た後、しばらくうろつき、W口にて
待ち合わせの子に声かけ。わりとかわいい子で性格も良さそうだ。
K講師が話している時のターゲットの反応の違いに着目。何が違うのか…?


・K講師の方言を使用した、ため口、具体的質問には、笑顔で回答がくるが、
・自分の、敬語まじり、遠慮した表面的な質問には、この人は何?的な表情で回答がくる。→不信感、不安感を与えている。
・また、ターゲットを落とす(突っ込む)問いかけも効果的だった。

敬語、遠慮して突っ込んだ質問しない、ターゲットをほめるトークばかりでは、距離
感がなかなか縮まらない気がする。

敬語は目上の人や、見知らぬ相手に失礼にならないために使う。
ため口は、気の置けない友人、家族を相手に使う。
短い時間で和まなければならないストにおいて、敬語は非効率的。

その後、連れ出し打診しようとしたところで、彼氏登場。
あー、かっこ悪い…OTL

5)Kモールにて
気を取り直しS駅の中では比較的ローカルな雰囲気ただようKモールへ移動。
ここの雰囲気はなんか好きだ。
調子にのって少しレベル高めの子へ声かけしたら顔シカであった。
しかし、意外とダメージを感じなかった。
人が近くにいるという安心感?があるからだろう。

いくつか声かけした後、声かけ後の行動について修正指示を受ける。

6)声かけ連れ出し
声かけしつつ移動中、ちょっとかわいい感じの子に声かけ、ドライな態度で応答してくれる。
声かけに慣れている感じ。

2回くらい「え?」と聞き返されてしまった。
やはり声量アップは絶対に必要だ。自分で思っている以上に自分の声は小さい。受け
手に届いていない。
自分でも電話で小さい声で何言っているのかわからない相手には不快感を覚える。

トイレの位置を聞かれ、素直に教える自分。相手のペースに引きずられている…。
いかんと思いつつ、トイレ終わるまで待機し、出てきたところで再度声かけ、連れ出し打診するとあっさりOKとなった。

この時、すぐに適当な喫茶店が見つからず焦った。。。
適当にごまかしながらマックに入ったが、焦りは伝わったと思う。
入ってみてビックリするくらい狭い店だった。これじゃ二人の会話内容、隣の人に丸
聞こえだな〜。
しかもこんな狭い席で、一人でマックを食べている人がこんなに多いとは・・・。
囚人のような都会の生活とよく揶揄されるけど、まさにその通りだ。

自分が100円アイスコーヒーを注文した後、190円マックカフェをオーダーする女の子。
始め財布をあける仕草をしたが、なんとなく自分の方をみて、「ありがとう」
「う、うん」とうなずく自分。なんとなくおごらされてしまう自分。
190円だが、値段の問題ではなく、相手のペースにのってしまったことが問題。
おごるなら、自分からおごるよ、と言うべきだった。


ジャブのような、何やってたの?普段何している?等の応答をし、
その後話を広げようといくつか試みるが、どうにも広がらず、途中だんまりになって
しまった。
こちらへの質問もほとんど無い。食いつかれていない感をびっしりと感じる。

…たまに見せる笑顔は結構可愛い。これくらいのレベルを日常的にゲットできるようになりたい。
年齢は二十歳。個人的にこの年代の子が一番連れ出しに応じる気がする。
試験勉強でストレス発散しに遊びにきているようだ。ゲットの条件は備えているように見える。

しかしこの後のイベントの時間が迫ってきており、店を出ることとなった。
別れ際にアドレス交換申し込んだが、あっさりと拒否される。

やはり食いつかれなければ、いくら番ゲ、連れ出ししても、その先に続かない。
もちろん連れ出しできないより、出来た方が良いのだが、その上で和むという行為がより重要だ。

7)反省と課題
その後K講師と合流し、いくつか反省トークをし、解散した。

まだ時間はある。この調子であと20声かけもすれば、もう一回くらい連れ出せるかな、
などと甘い考えでいたのだが、実際には3声かけで終了。
一人だと満足な声かけもできない。

…ここに私の問題点があるようだ。自意識の過剰、というべきか。
しかし、連れ出しもできたし、一人と講師がいる時の違いも認識できた。
それほど長い時間では無かったが、たくさんの収穫があったと思う。
なによりも、講習がスタートしたことで期待感が高まっている。
モチベは今から1、2ヶ月が最も高いはずだ。この時期を利用し、一気に高いレベルを目指したい。

fin